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食べ物を求めて右往左往したり、ちょっとは観光したりの壮絶な記録
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 昨日、このところブログに書いている「後楽園のアレ(仮)」を完成させました。工場を稼動させる第一作目なので、新しい機械の取り扱いの習得を兼ね、若干の試行錯誤や小さな事件がありました。
 しかし、概ね今までの知識を動員すれば、臨機応変という名の行き当たりバッタリで対応できました。結論から言えば、ちゃんとしたものが出来たのです。

それでは詳細はヒミツ(というより完全に確定してない)の紅茶加工をお目にかけましょう。

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 当日まで続いていた「萎凋(いちょう)」でしなしなにしおれた葉っぱです。この工程で紅茶特有の香りの一部が作られていきます。

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 この葉っぱを揉捻機(じゅうねんき)に放り込んで、ぐりぐり揉みます。

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 よく揉みました。少し葉っぱが赤くなりかかっています。酵素酸化が進んでいきます。

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 さらに発酵機に入れて酵素酸化を最適化しました。赤いです。
 通常、この作業を「発酵」と言っていますが、微生物由来の普通の発酵でなく、酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)の働きでカテキン類が酸化している酵素酸化です。19世紀の細菌研究が時代の華だったころ、このように急激な変化を細菌が起こしていると踏んで、こういった変化も「発酵」と呼ばれた名残なのです。簡単に言えば、「リンゴを切ってさらして置いたら切り口が茶色くなるアレ」です。
 この工程で他の色素なども変化し、味、香りなどが大きく変化していきます。「緑茶」と「紅茶」を分ける最大の違いを作る、重要な工程なのです。

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 で、それを適切に熱気乾燥させたら、一応の完成です。一応というのが、すぐ飲むより少し寝かせたほうが旨いし、茶葉の大きさをそろえたりもするので。でも見た感じは完全に紅茶です。

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「すぐ飲むより少し寝かせたほうが旨い」なんて言ってますが、すぐでも概ねの傾向は分かります。色はなかなか良いですね。

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 味、香りとも問題ありません。栽培地の標高が低いにしてはなかなかです。十分に美味しい物が出来ています。試作品にしては出来すぎといっても過言ではありません。
 あと、1ヶ月くらい熟成させれば完全体になります。


紅茶工場(加工中しかあいてません)
座標
34°49'16.46"N
133°35'3.81"E

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