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2010年07月
![]() グリーンフィールド西城でジェラートを食べた日に寄ったのがこの「奥出雲ランラン牧場」です。国道314号線の「おろちループ」に完全に隣接しているため、よく目立ちます。 何が珍しいといって、放牧で肥育しているところです。一見、牛がのんびりと草を食べている様子は違和感が無いようですが、効率を優先してきた近代的な畜産では、普通は牛舎で牛を飼います。乳牛を運動のため屋外で「お散歩」させたりしているのは見かけますが、肉用に肥育しているにもかかわらず、外に出しっぱなしなのは珍しいのです。 高梁に住んでる「なんちゃって野生牛」の「なおこちゃん」や「さくらちゃん」たちも似た様なものではありますが、ここの場合は日陰すらない炎天下でも放牧場に牛さんたちが出っぱなしなのです。高梁では牧区に一箇所くらいは木陰があります。 ![]() 炎天下で、ブラウンスイスの雄と思しき若い牛さんたちがうろうろしていました。特に不調ではないようです。不調なのはむしろ草の方でしょうか、色艶が悪く、疲れた感じです。 慣らせば日陰なしでも大丈夫なのですかね? 高梁在住の「さくらちゃん」たちは日陰があっても日中はやる気が見られませんが・・・ ちなみに画像中央付近の巨大看板の表には「観」「光」「牧」「場」と大書きされており、「おろちループ」一番上のトンネル付近からよく見えます。何百万円かするらしいのですが、町が作ったとの事(基盤の整備に使った方がよかったような)。 ![]() 別の牧区で黒毛和種とブラウンスイスの交雑種(「ハイブリッド」のほうが押し出しがいいですか?)を発見。崖の上を普通に歩いています。崖を上った形跡もあります。 牛は馬より坂道に強いのです。未整備の下り坂でも二股の蹄と裏側の副蹄でブレーキをかけながら器用に下っていきます。「南部牛追歌」で謳われた南部牛などは塩やら炭を運んで奥羽山脈を越えていたそうです。 ちなみにこの牧場の入り口付近には直営のジェラッテリアがあり、数種類のジェラートと牛乳を売っています。この牛乳というのが、知る人ぞ知る低温殺菌牛乳の草分け的存在「木次乳業」が加工した、「放牧牛」で「低温殺菌」かつ「ノンホモジナイズド(脂肪球を細分していない)」の貴重なものなのです(この「奥出雲ランラン牧場」も最初は木次乳業の佐藤社長につれてきてもらって知りました)。 小官は高梁紅茶にこの牛乳を突っ込んで、自給率の高いミルクティーを飲んでやろうとして買いに来たのですが、420円という高価格であるにもかかわらず、この日は午前中に売切れてしまったそうです。 そんなわけで、「また来ます」との捨て台詞を残して、この場は撤退しました。 通常ならここでもジェラートを食べるところですが、この日は「グリーンフィールド西城」で第二次会戦を行うつもりにしていたので、しぶしぶ控えました。 ちなみに、ここのジェラートは前述の牛乳を贅沢に使った「あっさり系」です。立地条件も非常よいので付近を通過する際には寄ってみてください。 ![]() ![]() 先日、ぽっかりと午後から空き時間ができたので、涼を求めて大山周辺に行ってきました。その日の高梁の気温は35度で、何もかもが嫌になる暑さでした。 ![]() 特にあてのある外出ではないので、大山の北壁を眺めながらソフトクリームを食べたり、アウトドア用品のモンベルの店を冷やかしたりしました。 モンベルの専門店は岡山に無い(と思う)ので、一同に製品がとりそろえられた様はみごとです。小官もズボンはモンベルのものを愛用していて、快適かつ機能的なので高く評価しています。しかし如何せん、もう少し安ければ良いのですが、なかなか次が買えません。 ![]() 大山南側の展望台「鬼女台」に植えてあった桜の木に「スジクワガタ」の雌を発見。小さくて地味なクワガタですが、背中のスジは個性的です。 ![]() これも「鬼女台」に植えてあった桜の木にいました。「カメムシ」です。高梁あたりではその個性的過ぎる臭いで「ハトウジ」と呼ばれて嫌われていますが。 臭いまではどうだか分かりませんが(種類によっては「青リンゴ」の香りを発するものもいます)、この種類はなかなか垢抜けたデザインです。 ちなみに高梁でカメムシを「ハトウジ」と呼んでいるのは、その昔、備前市の八塔寺からはるばる何日もかけて托鉢に来るお坊さんが、途中、風呂に入らないために、高梁に到着するころには近づきがたい臭気を発していた事に由来するそうです。本当かどうか分かりませんが、そういうことだそうです。 ちなみに午後4時の鏡ヶ成付近の気温は23度でした。想像以上に温度差があり、仰天しました。 ![]() ![]() クオリティーシーズンス最後の加工は山形さんの無農薬無肥料(←「昨年は肥料をやるのを忘れた」とのこと)茶葉で作った紅茶です。 ![]() 先端が多く、バランスの取れたよい紅茶になりました。 ![]() まさに優等生です。香り、味、色ともよい出来です。 このロットに先立って、同じ山形さんの茶葉でも、大きめの葉が多く、なおかつ萎凋時間が長すぎたものがありました。トマトマふぁーむさんは「失敗した」と言っていましたが、飲んでびっくり。わずかながらウヴァと同じようなメンソール香が感じられ、にもかかわらず苦味はほとんどありませんでした。また、アイスティーにしてもずいぶんよいものが淹れられました。飲んでみるまで本当のところは分からない、ということを実感しました。 ![]() ![]() 前回のB級グルメ「ジャガオコ」に続いて詳しいシリーズ第二弾「フレンチフライ」です。そもそもシリーズだったかどうかは問題ではありません。 ![]() 準備する物 ジャガイモ・・・食べたいだけ(素揚げに適性のあるホッカイコガネ、こがね丸など。写真は前者) 油・・・新鮮な物をたっぷり(量は鍋の大きさで変わります。新鮮な物が最高で、あじのフライを揚げた後のものなどはは興ざめですな) 塩・・・少々(減塩を指向される向きは、塩を減らして青のりを振ってもなかなか良いです) ![]() 洗って切ったジャガイモを軽く水洗いします。水洗いすると表面の澱粉や糖分が流れて焦げにくくなります。若干風味は落ちるかもしれませんが、油は汚れにくくなるでしょう。 なお、まっすぐ切れていないのは包丁が100均のものに変わったから。お気に入りの包丁は放牧場でなくしてしまいました。 ![]() よく水気を切って180℃の油で揚げます。泡が小さくなったら火力を上げて仕上げます。仕上げる頃には箸でさわるとサラサラした感触になります。 ![]() 完成です。油をよく切って、空気によくさらして表面の水分を蒸発させてください。歯ざわりよく仕上がります。 なお、今回の切りかたが最もカロリーが高くなる切り方です。皮付きのくし型は一回りカロリーが低く、極小粒のものを丸揚げにしたものが一番カロリーが低くなります。 ![]() ![]() 急に思い立って「奥出雲ランラン牧場」に放牧牛の様子を観察しに行く途中に、2年ばかりご無沙汰している旨いジェラッテリアがあるので寄りました。しかも、行きと帰りの2回。 ![]() 「グリーンフィールド西城」は乳牛を飼っている農家が直営しているジェラートの店で、道後山の近くにあります。 牛飼いとしても牛群の改良に熱心らしく、何年か前の全国共進会で上位入賞を果たしたほどです。 ![]() 行きは「クリームチーズ」と「ハチマキイチゴ」。ハチマキイチゴはツツジ科の植物で、ブルーベリーに近い野生種です。なかなかマニアックですな。 ![]() 帰りは「キャラメル」と「スモモ」。頂上に試食の「はっさく」。ダブルサイズで450円。ダブルサイズ以外興味がありませんので、他は知りません。 「そういえば、いつもおっちゃんがやっていたが、今日はどうした?」と聞くと、おばちゃん二人が「一昨年亡くなりました。」とのこと。ご無沙汰のうちに寡黙で音楽好きなおっちゃんは居なくなってしまっていたようです。 しかし、味の方は良く引き継がれています。「私達でちゃんと守ってますから。」とおばちゃんはなかなかたのもしい。おっちゃんは研究熱心で色々な素材を使ってジェラートを作っていましたが、おばちゃんの代になってからも数種類増えていました。一安心です。 グリーンフィールド西城 広島県庄原市西城町小鳥原347-1 0824-84-2711 座標 35° 0'35.51"N 133° 9'26.03"E ![]() ![]() 出荷準備が整いました。パッケージは後楽園オリジナルとなっています。 ![]() 表はまだヒミツ。 ![]() 350袋ともなるとダンボール箱山積みです。 そろそろ製造元の「百姓の技伝承グループ(トマトマふぁーむさんを中心に編成されている加工グループ)」によって後楽園に届けられる予定です。 さて、後楽園紅茶は7月29日の後楽園「幻想庭園」で販売されるのですが、「幻想庭園」の紹介が本日(26日)午後7時55分から山陽放送(テレビジョン)の「Mr.ハレーダー研究所」であるようです。紅茶の紹介もあるかもしれません。 ちなみに見逃しても暫くすれば、岡山県のウェブサイト上から過去放送分を再生できます。 ![]() ![]() 外で焼肉は夏の風物詩です。しかし、ここまで暑いと、なにかの修行になりそうなものですが、さすがに松原は高原で、日陰に入るとかなり涼しく、快適に肉が焼けました。 ![]() 昨日は焼肉の会で、放牧関係者や小売店関係者の有志が終結し、盛大に開催されました。 主催は「松岡モーモ組合」でした。事前準備では「肉が足りなくなる恐れがある」として、主催者側は懸念していましたが、ぜんぜんそんなことはありませんでした。この団体、いつもはどんな食べっぷりなんでしょうね? しっかり焼いた赤身肉を塩とワサビでいただくのは至福の瞬間なのですが、それ以上に部分肉の解体時に出た切り落としや引き筋で作ったカレーが最高でした。コラーゲンたっぷりです。 ちなみに焼肉にはしましまナスアンジェラとシャドークイーンが参戦していて、肉に対抗して存在感をアピールしていました。 カレーにはインカのめざめが入っており、贅沢この上なし。 ![]() 使った肉は18kgで全量和牛です。仕入れは1kgあたり1,200円でした。バラ肉はいわゆるカルビのとれる部分ですが、下ごしらえに多少の手間がかかります。その代わりに激安です(ロースやモモの数分の1の価格です)。 手間を惜しまないニクヤキストの方は、かたまり肉に挑戦してみてはどうでしょう。 ![]() ![]() 先日掘った「ホッカイコガネ」です。 ![]() 楕円形なので「黄金メーク」、肉が黄色いので「ゴールド」などのブランドでも呼ばれていますが、店頭では堂々と「メークイン」と書かれて並んでいることが多々あります(これって、偽装じゃないんですかね?※1)。「ホッカイコガネ」は知らなくてもあなたの食べた「メークイン」は、実は「ホッカイコガネ」だったかも。 ![]() フレンチフライ向け品種として開発されたこともあり、メークインより対応している料理の範囲が広いし、圧力鍋で煮ても煮崩れない(※2)し、小官は20世紀を代表する名作の一つだと思っていますが・・・ 業務用ではかなり作付けがあるのですが、青果用としてはメークインのニセモノ扱いで非常に不憫です。 量も無茶苦茶採れるうえに一つ一つが大きいので家庭菜園にもお薦めなんですがねえ。 ※1 百数十年まえの品種「メークイン」より、30年前の品種「ホッカイコガネ」はスペック上はほとんどの数値で優れています。慣れ親しんだ風味のメークインが良いという方もおられましょうが、栽培方法や気候でずいぶん味は変わりますし、食味の指標はどちらも「中上」の同格です。調理の対応範囲も広いし、基本的にはホッカイコガネの方が優れているということになると思いますが・・・ となれば、ホッカイコガネをメークインに偽装するのは「近江牛」を「国産牛」に偽装するようなものです!? ※2 澱粉率が男爵並みに高い(お好み焼きの生地に補正なしで出来る)にもかかわらず、 ・細胞が小さい ・細胞の隙間が少ない ・澱粉の分布がかなり均一 などの理由により、煮崩れに対しては鉄壁の防御を持つに至っています。澱粉の分布が均一なので、細長いフレンチフライを作ったときに、真ん中で折れにくくもあり、見た目もきれいなものに仕上がります。 ![]() ![]() 先日、しましま模様のナス、「アンジェラ」を収穫しました。 ![]() ヘタが緑です。日本の物でなく欧州のものらしいです。 ヘタが緑の「米ナス」は米国原産とはいえ、中国のものを米国で改良したそうです。 嫁からの情報によると欧州ではまだヘタが紫のものを見たことがないそうです。諸外国のカタログを見ても紫のものを見かけません。ヘタが紫のナスがあるのは日本だけなのかもしれません。 ![]() とりあえず、天ぷらにしてみました。ねっとりとして柔らかく、美味しいのですが・・・・しましまはすっかり台無しです。天ぷらが食いたかったのだからしかたありません。 ![]() |
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