帰ってきたもまさん

　もまと言えばこの事件を思い出す。
　たぬき・むじな事件と併せて猟師に身近な判例だ。


　ああ、この事件のムササビではない。
　こいつだ。
　修行の旅に出ていたバウンティーハンターのもまさんが戻ってきたのだ。
　新コロの灰汁抜き期間が終了したので、山菜を獲りに行ったのだ。
　まずは、コゴミから血祭りだ。


　もう、山菜前線はずいぶん標高の高いあたりに移っており、イタドリを求めて北上した結果、ついに蒜山に到達。
　あぶない。県境を越えてはいかんのだ。


　蒜山には確かにイタドリがあった。
　しかし、そもそもこの地域は基本的にイタドリが生えてないな。


　蒜山からの帰りにはオオバギボウシに遭遇。
　さんさいとしては「ウルイ」である。


　ああ、もちろん中間町のしゃしなっぽのアジトで皮をむいたとも。



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